「今」を生きる・・・自己実現できる人・できない人の違いについて
わたくし生井利幸においては、生活の基本となっている活動は、言うまでもなく、1)「思索・執筆」です。その他、2)「講演」、3)「茶話会・人生相談室・音楽鑑賞会等の社会貢献活動」、そして、4)「自ら主宰している学校のレッスン・稽古」等です。
銀座書斎には、年間を通して、様々な方々が訪問しています。本の読者の方々、講演会に出席した参加者の方々、銀座書斎で行った社会貢献活動に参加した一般の方々、あるいは、わたくしが主宰している学校で学んでいた方々などです。
銀座書斎を訪問するその動機は、人によって、まさに様々です。ただ、一つ、ここで読者の皆さんにお伝えしたいことは、「銀座書斎を訪問して、話をしたいこと・相談したいことがあるのに、いざアクションを起こそうとすると躊躇してしまう」という人がいたら、そのような考え方は、「限られた人生の時間」を無駄にする考え方であるということです。
読者の皆さん、「自分の人生を生きる」において常に大切なことは、「今を生きる」ということです。過去は、言うまでもなく、既に過ぎ去ってしまった経験。過去の経験は、良い経験も悪い経験も、変更・修正・消去はできません。将来(未来)がどうなるかということは、自分の勝手な思い込み・妄想です。例えば、「3年後にどうなるか」ということは、自分勝手な思い込みであり、それは、単なる想像・妄想でしかありません。
一事が万事において、自分の人生をつくるのは、「今」(now)です。過去でもない。未来でもない。現実としてあるのは「今」という一秒一秒です。
読者の皆さん、本日の「今」、後悔しない生き方をしましょう。本日の今の一秒一秒をどのように刻んでいくかで、明日が変わります。未来が変わります。
「本日の一秒一秒」を重ねていった結果、生きていれば迎えられるであろう時間的空間が「明日の一秒一秒」であり、一年後、二年後の時間的空間です。
本日の今、どのように行動するかで、明日が変わります。今日できることを「明日やろう」と考える人は、明日を迎えたら、また、同じように、「明日やろう」と考えます。自己実現できる人・できない人の違いは、ここにあります。