”形に支配される”という悲劇
2023-01-09
”形に支配される”という悲劇
形、
それは、本質不在の代物
形、
それは、”理性の使い方を知らない人間”を惑わす代物
前を見ても後ろを見ても、
右を見ても左を見ても、
本質不在の形ばかりが目につく
思うに、最初から、
形を形として捉える必要はない
なぜならば、人間は、
長い年月を通して自分自身が形に支配され、
人生の節目にその経験を回顧することによって初めて、
”形の中には何もない”、という真実に気付くからだ
では、本質はどこにあるのか
たいていの場合、
本質を目で見ることはできない
見えないものを見てみよう
見えるものに支配されるのではなく、
見えないものを見たとき、
人間は、”賦与された理性”の使い方を知るようになる