読み物カテゴリ: ‘銀座書斎エッセー’
新刊のお知らせ・・・生井利幸著「文明の墓場 哲学詩」(成隆出版)
このたび、新作を出版します。新作は、2022年12月27日(火)から、全国書店にて注文できます。
生井利幸
「文明の墓場 哲学詩」(成隆出版)
定価1,900円 + 税
追記:
新作の出版に伴い、”直系”・”直属”の弟子たち、その他、関係者の皆さんから、出版のお祝いとして、たくさんのお花や赤ワイン等を頂戴しました。この場を借りて、心からのお礼を申し上げます。
深遠なる思索が、「独自性」を生み出す
先日、招待を受け、アメリカ大使館近くで開催されている陶芸展にて数多くの陶芸作品を鑑賞。その後、綺麗に整備された庭園を楽しみながら、美味しいコーヒーとスイーツをいただきました。
文章を書くには、日々の生活において、「如何に深遠なる思索をするか」という経験が決め手になります。清らかな静寂の空気感が漂う庭園の面前でのコーヒーは、「この上ない極上の思索の時空間」を提供してくれます。
■生井利幸によるRecitative-style lecture(音声)
—”lecture dramatized” in the opera—
⇒ Exaltation upon exaltation mentally and spiritually (recitative-style lecture in Le Nozze di Figaro, K.492 composed by Wolfgang Amadeus Mozart performed by Toshiyuki Namai)
銀座書斎入口ドアー前に、弟子たちの名札を設置
2022年2月14日(月)、弟子・沓間宏美君が、真心を込めて、生井利幸事務所・銀座書斎入口に設置する「弟子たちの名札」を作成し、それを設置しました。その後、弟子・綾部知子君が、初めて自分たちの名札を見、大きな喜びの下、わたくしのところに以下のようなメッセージを届けてくれました。
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生井利幸先生、
こんにちは。先程はありがとうございました。早速、昨日撮影した弟子の名札の写真を送ります。嬉しくて荷物も置かずに撮りました。画像サイズは、1200×1600 です。お時間のある時にご確認いただければ幸いです。本日は自分の家として、ここで休日を過ごせることに感謝しながら、この後も勉強に励みたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
弟子・綾部知子
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学問所の弟子が述べた「嬉しい言葉」
生井利幸事務所には、弟子制度があります。弟子制度は、わたくし生井利幸の直接稽古の下、「わたくしの英知・美意識を引き継ぐ」ための制度です。
生井利幸事務所所管・英語道弟子課程は、「前述の弟子制度を行う学問所」です。英語道弟子課程は、弟子が、世界レヴェルの英知・美意識を構築具現する学問所であり、この学問所は、「英語で、わたくしの英知・美意識を引き継ぐ学問所」です。
同学問所の弟子の一人であるS.M.さんは、わたくしの直接稽古の下、相当年数にわたって熱心に勉強を続けてきた弟子です。先日、S.M.さんは、以下のような言葉をわたくしに述べました。
・・・「私は、将来、英語で聖書を教えたいです。とりわけ、先生から学んだ聖書の教えについて、そっくりそのままの形で、これから社会を背負っていく人々にその教えを伝え続けていきたいです。」・・・
わたくし生井利幸は、この身体が使える最後の日まで、弟子たちを育て、仕上げていきます。
成果よりも過程にこそ、「具体的醍醐味」が内在する (誤字修正)
巷では、ほとんどの人々において、「過程」よりも「結果」を重要視します。無論、結果は大切です。ここで、私と一緒に考えてもらいたいことがあります。それは、「結果とは、どのような経験を経て生まれるのか」ということです。
海外でも日本でも、優れた成果を出す人は、成果を出すまでの「過程の『質』」が頗る高いものです。では、この、「過程の『質』」とは一体いかなるものを指すのでしょうか。
物事を成し遂げる人、特定の専門分野を究める人が持つ共通点は、日々、損得勘定で行動するのではなく、その都度、自分が経験するすべての過程を重んじ、その過程を楽しむ秘訣を知っている人です。
過程を楽しむ秘訣、・・・この”秘訣”、実のところ、その中身は、決して秘訣ではありません。それは、秘訣というよりは、「自分が過程の中で経験するその一つひとつに熱中し、そこに『醍醐味』を感じる」という”具体的経験”を指します。
「過程の中に『醍醐味』を感じる」、・・・人は、迎える日々、迎える一秒一秒において、個々の過程の中で経験する一つひとつの具体的醍醐味を感じ、そこに大きな喜びを感じながら、少しずつ「成果を出すその日」に近づいていくのです。
2021年生井利幸事務所・銀座書斎の再構築作業を終了(加筆)
2021年6月9日付の銀座書斎エッセーにて、2021年6月に、新規で、生井利幸事務所・銀座書斎の再構築を行っている旨の記述を掲載しました。
言及するには及びませんが、銀座書斎には、二つの空間があります。その二つの空間とは、一つは「中央スペース」、そして、もう一つは「奥の聖域」です。
1)「中央スペース」は、様々な活動が行われるメインの空間。そして、2)「奥の聖域」は、わたくし生井利幸の思索・執筆の拠点であり、同時に、わたくしが、自らの弟子たちに対して「世界レヴェルの英知・美意識」を稽古する稽古場としての枠割を担っています。
生井利幸事務所・銀座書斎は、2021年6月初旬に、弟子の一人であるK.H.さんから、「奥の聖域」の再構築に向けた協力として、最新の大型テレビ(65型)の寄贈を受けました。この寄贈は、先日、銀座書斎開設以来、芸術・美学等についての教育活動・啓蒙活動を目的として設置していた大型テレビが寿命を全うしたことを受け、K.H.さん自ら提案し、実現した寄贈です。
その後、加えて、K.H.さんから、大型テレビ用のスタンド、及び、ブルーレイ・DVD再生のための最新のプレイヤー(レコーダー)等の寄贈があり、本日までの1ヵ月間、K.H.さんは、忙しい時間を上手にマネージし、銀座書斎「奥の聖域」の映像部門の刷新を実現。また、この刷新の期間において、その都度、他の弟子たちから温かい協力を得ながら、わたくし生井利幸も弟子たちも、実に、体力の限界に挑戦しながら、様々な再構築作業を行ってきました。
2021年の銀座書斎は、愛する弟子たちの協力の下、さらに、一般社会の幸福の実現に向けて、「教育活動・啓蒙活動の質の改善・向上・発展」のために全力を尽くしていきます。
追記:
このたび、K.H.さんから、御中元として、エレガントなフランス産シャンペイン、及び、フランス産赤ワインをいただきました。
弟子たちの心の内側が見える「お花の美意識」
生井利幸事務所・銀座書斎が入居するビルでは、1階から4階までの階段の窓枠に、生井利幸の弟子たちが一輪挿しを飾っています。一輪挿しは、ビルを使用するすべての人々が快適に過ごせるよう、そして、美しいお花からすべての人々が美しいエネルギーを吸収できるよう、毎日、わたくしの弟子たちが、心を込めて丁寧に飾り、お手入れをしています。
加えて、5階の生井利幸事務所・銀座書斎付近の階段スペースにも、弟子たちがたくさんのお花を飾り、訪れる人々に幸せを齎しています。
自宅での趣味としてではなく、自分以外の「他の人々に幸福を齎すために飾るお花」、・・・・そこに、お花を飾った弟子たちの「心の内側」が見えるでしょう。
損得勘定でない、無の境地を源泉とする「人々に向けた真心」、わたくしは、毎日、このような真心を実行し続ける弟子たちの行いを誇りに思います。
2021年6月現在における「銀座書斎の再構築」(修正)
2021年6月現在、今再び、生井利幸事務所・銀座書斎の再構築を行っています。
銀座書斎には、二つの空間があり、一つは「中央スペース」、そして、もう一つは「奥の聖域」があります。「中央スペース」は、言うなれば、様々な活動が行われるメインの空間。「奥の聖域」は、わたくし生井利幸の思索・執筆の拠点であり、同時に、わたくしが、自らの弟子たちに対して「世界レヴェルの英知・美意識」を稽古する稽古場でもあります。
このたび、弟子の一人、K.H.さんから、「奥の聖域」の再構築に向けた協力として、最新の大型テレビ(65型)の寄贈がありました。この寄贈は、先日、銀座書斎開設以来、芸術・美学等についての教育活動・啓蒙活動を目的として設置していた大型テレビが寿命を全うしたことを受け、K.H.さん自ら提案し、実現した寄贈です。
2021年の銀座書斎は、教育活動・啓蒙活動の質の改善・向上・発展を目指し、さらに「前」に進んでいきます。
意味のない、悪戯な効率性や利便性よりも、「汗」と「涙」
“Justice will assert itself.”(正義は、自ずと明らかになる)、・・・言うまでもなく、正義は正義。どのような時代になっても、また、どのような社会情勢になっても、正義は正義であり続けます。
逆に言うならば、人間社会において、事あるたびに正義が変わるようでは、もはや人間社会の行く末は見えていると言うべきでしょう。
読者の皆さん、どのような社会の情勢になっても、昔から「人間が人間として大切にしてきた『人間らしさ』『人間性』(humanity)」をしっかりと持ち続け、本来の人間存在の意味を忘れることなく、”人間らしく”時を刻んでください。
「意味のない、悪戯な効率性や利便性よりも、『汗』と『涙』」、・・・人間社会は、「人間の汗と涙の価値」を忘れない限り、誤った方向性に向かってしまうことはないでしょう。
愛弟子・H.K.さんから、「心の温もりを感じる机」の寄贈を受けました。
2021年4月28日(水)、愛弟子・H.K.さんから、執筆用の机の寄贈を受けました。机は、オーダーメイドで、まさに「依頼者と作り手の心の温もりを感じる逸品」です。
机は、本日から、銀座書斎・「奥の聖域」にて、執筆用として使い始めました。H.K.さんは、わたくしの下で猛勉強をスタートしてから13年目になります。H.K.さんにとって、銀座書斎は、毎日、自分を磨き抜く場所であり、また、自分の家でもあります。