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読み物カテゴリ: ‘銀座書斎エッセー’

この、”物質至上主義社会”について

2019-05-12

英語の諺に、”Honesty is the best policy.”(正直は最善の策。)という諺があります。この諺は、それを深読みすると、”正直は最善の策である”というよりも、「嘘をつくことはトラブルのもととなる」、「嘘偽りは、人間を堕落させる」、「嘘偽りは、人間社会を駄目にする」という本質的メッセージについて見出すことができます。

では、この世の中は、”現実の様相”として、「”実際の”その姿」は、一体どのような姿なのでしょうか。この物質至上主義社会(資本主義経済社会)は、右を見ても左を見ても「嘘・偽りのオンパレード」です。実に、この経済社会は、(典型の中に生きている人の)目には見えない「嘘・偽り・偽善・虚偽」の下、ヒト・カネ・モノが動いています。

わたくし生井利幸が銀座書斎をつくった理由の一つには、嘘・偽り・偽善・虚偽で動いているこの物質至上主義社会の中心地において、「草の根的な啓蒙活動を通して、清らかな心を樹立し、真正に生きる人間を育てていきたい」という願いが内在しています。わたくしは、この願いを自己のミッションの一つとし、毎日、それを行っています。

弟子・S.M.さんが鎌倉・報国寺を訪問・・・竹林の清涼感を満喫

2019-05-06

2019年5月5日(日)、弟子のS.M.さんが、鎌倉・報国寺をを訪問。その際に、地元の生産者が直接販売するお店に立ち寄り、新鮮な野菜、及び、美味しいパンを買ってきてくれました。

本稿では、S.M.さんからのお手紙、そして、いただいた野菜とパンの写真を掲載します。お手紙には、清らかな空気感が漂う、竹の庭で名高い報国寺での経験が書かれています。

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第13回・銀座書斎入居ビル・清掃活動リポート

2019-05-05

現在、生井利幸事務所・銀座書斎は、毎日、銀座書斎入居ビル(第一はなぶさビル)の清掃活動を行っています。毎日、清掃を行う中、毎月、月決めの担当者を決め、月ごとの清掃活動リポートを作成しています。

本稿では、弟子・K.H.さんが作成した「第13回・銀座書斎入居ビル・清掃活動リポート」をご紹介します。

◆弟子・K.H.さん執筆リポート
⇒ 第13回・銀座書斎入居ビル・清掃活動リポート
(PDF、計10ページ)

以下、弟子たちが真心を込めて飾った清らかなお花を紹介します。お花は美しく、且つ、綺麗です。しかし、お花の美しさは、「観賞する存在者の心」が豊かでない限り、その美しさを感じ取ることは難しいでしょう。

<1> 銀座書斎入居ビル(第一はなぶさビル)・1階玄関入口

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<2> 銀座書斎・入口前

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弟子・H.K.さんから、銀座書斎に、アンティーク調の収納箱が寄贈されました。

2019-04-28

昨日、弟子・H.K.さんから、銀座書斎に、アンティーク調の趣のある素敵な収納箱をいただきました。写真の雰囲気でわかりますが、収納箱ではありますが、そのデザインは、銀座書斎の雰囲気と融合する素敵なデザインです。

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H.K.さんからいただいた収納箱は、同時に、訪問者、及び、銀座書斎で学ぶ学習者にとっての荷物置き場にもなります。訪問者、及び、学習者は、是非、収納箱の上に、荷物・コート・上着等を置いてください。

弟子・H.K.さんの清掃活動、及び、花の美意識

2019-04-22

2019年4月21日(日)は、わたくし生井利幸の弟子・H.K.さんが、早朝の6:00から、銀座書斎入居ビルの清掃活動を行いました。

H.K.さんにとって、生井利幸事務所・銀座書斎は、自分の家同様に大切な場所。H.K.さんにとって、その銀座書斎が入居するビルも、自分にとって家同然の場所です。

同日の朝、H.K.さんは、たくさんのお花を用意し、銀座書斎ドアー付近に、「新鮮な空気感」を吹き込んでくれました。

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お花は、「その自然な美しさ」で、”毒された人間の心”を洗ってくれます。お花の命は、決して永久不変ではありません。しかし、その限られた期間の命(美しい命)は、ほんの少々長く生きる人間の心を洗い、人間存在自体を浄化してくれます。

浄化された人間は、自分を高めるために美しい心で学習します。継続的な努力を通して学習の成果を実らせた人間は、何らかの形で、他の人々、コミュニティー、そして、社会の幸福のために、自分なりの具体的な方法で行動します。

お花の美しさは、「お花が咲いている『一時』(いっとき)」のものです。しかし、その一時の美しさは、人間に対して「限りない可能性」を齎してくれます。弟子・H.K.さんが銀座書斎に齎すお花の美意識は、銀座書斎で学ぶ学習者に対して、計り知れないほどのエネルギーと可能性を与えてくれます。

“Knowledge is power.”(知識は力なり)という如く、通常、人間は、「知識の量」に”力”(power)を見ます。しかし、実際、知識そのものは、それ自体を持っているだけでは本当の力になることはありません。それどころか、(非理性的に)知識のみをひけらかす人は、他人の心を不快にします。

知識とは、「それを持っている人間の心」が豊かであることを大前提として、美しく活用することができる代物です。皆さん、心を豊かにし、そして、美しい心を築き上げましょう。心を豊かにし、より美しい心を築き上げれば、「今持っている知識」を美しく活用できる機会が増えていきます。

”小さな美意識”が齎す「大きな幸せ」

2019-04-21

現在、弟子たちが、銀座書斎入居ビル・1階玄関入口付近の窓にお花を飾っています。そして、2019年4月20日(土)からは、弟子・M.U.さんの発案で、2階以上の上層階の階段スペースの窓にもお花を飾りました。

階段スペースのお花は、一輪挿しを基本とし、「窓の開け閉めに影響が出ないほどの、”スペースを取らないお花”」を飾っています。

ビルの利用者が1階玄関から階段を上がるとき、その途中で細やかなお花を目にしたとき、心が洗われるでしょう。

お花は、「人間の心」を洗ってくれます。人間と同じように、建物にも「心」があります。建物にお花を飾ると、人間だけでなく、建物自体も喜びます。

心を込めて丁寧に建物を綺麗にし、清らかな空気感をつくり、それを維持し続けると、建物を利用するすべての人々に「幸せ」を齎します。

“Cleanliness is next to godliness.”
(清潔は敬神に次ぐ美徳。)

学習者たちの「清らかな心」で作られている学問所、銀座書斎 <2>

2019-04-19

このたび、弟子のH.K.さんが、銀座書斎「学習室」用として、銀座書斎のコーヒーメーカーのマニュアルを作ってくれました。マニュアルは、絵を工夫し、わかりやすくコーヒーの淹れ方を説明しています。

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また、2019年4月は、H.K.さんの真心で、銀座書斎入居ビル1階玄関付近の窓に、爽やかなお花を飾ってくれています。現在、月交替で、弟子たちが、1階玄関付近の窓にお花を飾っています。

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加えて、本日、弟子・S.M.さんから、銀座書斎で学ぶすべての学習者のために、美味しいスイーツの差し入れをいただきました。

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学習者たちの「清らかな心」で作られている学問所、銀座書斎 <1>

2019-04-19

銀座書斎は、学習者たちの「清らかな心」で作られている学問所です。本稿では、以下の学習者の真心をご紹介します。

<1> 弟子・K.H.さん

銀座書斎で学ぶ学習者へと、たくさんの美味しいコーヒーをいただきました。銀座書斎では、頻繁に「学習室」が提供されており、弟子・受講生が「学習室」を利用する際に、コーヒー、お菓子類を楽しんでいます。

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<2> 弟子・S.M.さん

銀座書斎の入口付近の飾り付けとして、オリーブで作られたリースをいただきました。

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<3> 新受講生・T.Y.さん

銀座書斎・専用トイレに、爽やかな春を感じる一輪挿しを置いてくれました。

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その他、このページではご紹介しきれないほど、他の学習者からも素敵な真心をいただいています。

仏教研究の一環として、龍山寺(台湾・台北)を訪問

2019-04-11

2019年4月6日(土)から4月8日(月)まで、わたくし生井利幸は、仏教研究の一環として、台湾・台北に滞在しました。台北では、主に仏教関連の施設を訪問。本稿では、聖観世音菩薩を祀る龍山寺(1738年着工、1740年落成)をご紹介します。

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台湾における「仏教に対する捉え方・価値観」は、日本における仏教に対する捉え方・価値観とは相当異なる様相・有様がそこに存在します。仏教におけるわたくしの問題意識の一つは、比較仏教学として、日本、そして、世界各国における仏教に対する捉え方・価値観等の相違についての探究です。

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生井利幸が講じる仏教講義(英語)

⇒ Gautama Siddhārtha, his birth and infancy(英語音声講義)

一輪挿しが齎す「美意識」「清浄」

2019-04-05

“Cleanliness is next to godliness.”(清潔は敬神に次ぐ美徳)、・・・わたくしは、銀座書斎で学ぶ弟子や受講生に、このような精神を基盤として、学問・文化・芸術等を教授しています。

先日は、新受講生・T.Y.さんが、銀座書斎のトイレに、お花を飾ってくれました。一輪挿しが醸し出す美しい空気感には、まさに「無限の輝き」を感じます。

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わくしは、T.Y.さんが飾ってくれた一輪挿しの花瓶の中の水を毎日取り換えていますが、銀座書斎で学ぶ学習者たちも、気付いたときに水の取り換えをしています。

美しいお花は、場の空気感を美しく、そして、清らかにしてくれるだけでなく、その場所・環境に関係している人々の心の中も、美しくさせ、清らかにしてくれます。

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