弟子・M.U.さん、及び、弟子・H.K.さんが表現したお花の美意識
本稿では、弟子・M.U.さん、及び、弟子・H.K.さんが表現したお花の美意識を紹介します。
<1> 弟子・M.U.さん
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生井利幸先生、
こんばんは。お言葉に甘え、本日も長時間にわたり銀座書斎入居ビルに滞在させていただきまして、ありがとうございました。生井先生に貴重なお時間と、相当なる労力を投入していただき、大掃除、及び、再構築を行ってくださいました銀座書斎は、爽快な空気が流れていました。特に印象的だったのは、「奥の聖域」から前に出していただいた『エマオの晩餐』です。“Burn your heart!”と、銀座書斎で学ぶすべての学習者に向けた、先生からのメッセージであると感じました。そして、本日、最も感動いたしましたのは、5階専用トイレ内の『ミニ美術館』です。ずっとその場所で鑑賞していたいです。また、実に繊細に飾られていました。先生よりご助言いただきました通り、触れることを恐れず、自身を繊細に磨く機会を、楽しみながら経験させていただきます。更なる学習の機会を賦与してくださり、ありがとうございます。本日、生け花の機会までも賦与してくださいまして、ありがとうございました。先生に銀座書斎の清掃、及び、再構築を行っていただきました直後だったこともあり、花材は白く、立ち姿の美しいものをメインに使いたいと思ったことから、カラーを選びました。その他は、高貴な雰囲気をもつ芍薬(まだ蕾ですが)と、この時期、爽やかな風を感じさせる南天の葉を使いました。この度は、このお花を見て「どう思っていただけたら嬉しい、どう感じていただけたら嬉しい」、ということではなく、生井先生、弟子の皆様、受講生の皆様への、常日頃の感謝の印として生けさせていただきました。どうぞ、よろしくお願い致します。
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<2> 弟子・H.K.さん
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生井利幸先生、
こんばんは。本日の清掃活動の際に、お花を飾らせていただきましたので、撮影した写真をお送りさせていただきます。ほかの弟子の方が、和紙の折り紙でカブトを作ってきてくださいましたので、それに合わせて、本日は季節のお花を飾らせていただきました。飾らせていただきましたものは、紫色のお花のアイリス(ショウブ)と、緑の葉っぱを付けた枝のリョウブです。数日前にもアイリスを3本飾りましたが、あっという間にしぼんでしまいましたので、今日は新しくお持ち致しました。今朝、蕾の状態で生けましたが、お昼には咲きまして、写真の状態となりました。この後は、長持ちすることなく、すぐにしぼんでしまいますので、写真からでも、一瞬の輝きを観ていただけたら嬉しく思います。
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