「そのうちにやろうと思っています」の「そのうちに」とは、一体いつを指しているのか。
2015-03-27
世の中には、自分の願望について、「そのうちにやろうと思っています」と言う人がいます。しかし、私の人生経験においては、「そのうちに」と言っている人が『実際にやった』という例を見たことはありません。
やる人は、明日からではなく、今日からやります。大抵の場合、「そのうちに」と言っている人にみられる典型は、翌年も、そして、その翌年も、いや、10年も20年も、ずっと「そのうちに」と言い続けているものです。このような人は、結局は「口だけの人」。実際に行動に移すことはありません。
日々、私たち人間は、実に様々な経験をします。人は、何らかの具体的な経験をし、その経験を通して深い思索を試み、一定の判断をします。しかし、物事を判断するだけでは、何も変わりません。
判断は、一連の試行錯誤の中で試みる思索の一形態。言うまでもありませんが、単に、頭の中で判断するだけでは、何も変わりません。
少々皮肉的に述べるならば、判断は、「沈黙の中で行われる”夢物語”」です。実際の現実として事を先に進めるには、「決断」することが必要です。決断の後は、たった一つ。その決断を「実行」するのみです。
実行すれは、人生は変わります。
英語音声講義
⇒ What you do as a real action dramatically changes your life.(英語音声講義)