「一秒」とは何か。
2018-09-17
「私には時間がない」、・・・読者の皆さんは、この言葉を読んで、どのようなことを連想するでしょうか。
「時間がない」とは、言うなれば、「自分に与えられた時間、自分が使える時間は、極めて限られた時間である」という意味でもあります。
人間は、誰にとっても、自らの人生の終焉を迎えるその日が、いつ、どのように到来するわかりません。健康であると忘れがちになりますが、実際、今、生きているこの事実そのものが「奇跡」です。
今現在、生きているこの瞬間そのものが「奇跡」である、・・・人間は、このことを自分の命で捉えられるようになったとき初めて、今刻む「一秒の意味・価値」がわかってきます。
「人間が捉える『一秒』」とは何か。それは、間違いなく、「今この瞬間、自分は生きている」という確かな証です。
太陽は、水素の核融合によって煌々と輝いています。太陽の大きさは地球の100倍であり、質量は30万倍。今から50億年で燃え尽きます。
太陽の存在があって初めて成り立つ「地球の自然環境と人間存在」。1人の人間が経験する80年、90年という時間的空間は、ほんの一瞬の出来事であり、まさに、埃(ほこり)のような微小なる存在。
「太陽でさえ永遠不変ではない」、・・・読者の皆さんは、この有様から、自分自身の一生をどのように捉えるでしょうか。
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