Deception upon deception・・・「嘘偽りから脱し、真実に生きる」という美しさ
2019-01-07
冒頭から辛口のお話になりますが、人間は通常、「嘘」「偽り」に心を奪われます。この資本主義経済社会で、真実の商品・サービスで真剣勝負している企業体はどれくらい存在するでしょうか。
企業体が「嘘」「偽り」を生む大きな理由は、「虚偽でもいいから、顧客の関心を上手に掴み、できるだけ多くの商品・サービスを売りたい」という”儲け欲”が先行する所以です。
このことについて、人間関係やコミュニケーションで言うならば、世の中には、「嘘をついてまで自分の我(エゴ)を通そうとする人」もいます。「自分の我を通すために嘘をつく」、・・・この行為の中に、何らかの美しい様相・姿を見出すことはできるでしょうか。言うまでもありませんが、このような行為の中には、何らの妥当性も美意識もありません。
「嘘」「偽り」は、決して美しいものではありません。わたくしの周囲には、常に、「美しくなりたい」「美しく生きたい」という人々が集っています。「美しく生きる」、・・・そのためには、このように願う本人自身が、まず第一に、「真実に生きる」ということが大前提となります。
「真実に生きる」とは、これを逆に捉えれば、「嘘をつかない」「偽りを行わない」ということです。人間は、このように生きるだけでも、無理なく、自然に、美しく生きることができるようになります。