形と本質
2023-02-05
形と本質
善に生きる
言うまでもなく、善に生きることは善
では、今、考えてみよう
”悪に生きることに善はあるのか”、ということを
一人の人間が、”形”としての悪に生きる
この生き方について、
本当に、”一事が万事において悪である”、と言えるのだろうか
無論、悪は悪
しかし、外見が悪に見えても、
その中身が善行である場合もある
総じて、形は形でしかない
人はしばしば、形に惑わされ、
その中身の真実について盲目になる
中身を見る目を養おう
そして、中身の真実を見極める能力を養おう
形と本質、
それらは、それぞれ異なる代物
人は通常、
姿形から感じる印象で、物事を判断する
典型の中で生きる人の場合、
”印象”の経験の中に理性的思考が存在することはない
一方、世の中には、
姿形に惑わされることなく、
その中に内在する本質を直視する人もいる
形に惑わされる人
本質を直視する人
この両者の間には、
実に、”雲泥の差”と言えるほどの相違がそこに存在する